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【瞑想の時間】2020年9月の振り返り

 

瞑想の時間

瞑想の時間

  • 発売日: 2020/07/27
  • メディア: アプリ
 

 

  

2020/6 にリリースし、約4ヶ月が経ちました。

多くの人に利用していただき、累積瞑想時間が300時間を超えました

 

 

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累計瞑想時間

 

1日20分を8週間(=18.6 h)瞑想を続けると効果が出ると言われています。単純計算なのであれですが、16人(=300 h / 18.6h )の平穏に貢献できていそうですね。何よりです。

 
 というわけで、 前回の振り返り以降にやったことや気づきを書いていきます。

 

 リリースノート

  1. 画面対応(APL)
  2. 時間の読み上げの修正
  3. 分析システムの改善(cron lambda -> Athena Partition Projectionに移行)
  4. サウンド追加(川、牧場の朝)
  5. レベルシステム
  6. 瞑想するたびに履歴カードを送信
  7. スキルカードの利用状況調査

 

今回は、大きめな機能(画面対応、レベルシステム)が多かったです。たくさんコードも書いたので、ようやくAlexaやTypeScriptになれてきて良き感じです。

Partition Projection、Step Functions、HTTP APIAPI Gateway)など、AWS関連で初めて触るものも多く、色々遊びながらできてるのも良かったです。(詳細については別で書くかも)

 

気づき

リテンション率が20%増加

瞑想というドメインや、それに関心があるユーザーの属性もあり、もとから他のスキルよりリテンション率は高い傾向がありました。そんな中、レベルシステム導入を境にさらに増加して、4週間後の復帰に関しても+20%に増えました。

  • 初回に1レベル上がって気持ち良い
  • 序盤はサクサクレベルが上がって気持ちよい
  • 中盤以降も、継続ボーナスで習慣的に利用したくなる

という設計がうまく行ったのかなと思います。

 

 

スキルカードは利用されない

音声だけで表現するのが難しい場合に使われる方法の一つに、スキルカードがあります。スキルカードは、スマホのAlexaアプリやブラウザのアクティビティで確認できます。

アレクサ、瞑想の時間で履歴

と言うとスキルカードを送って履歴を確認できるという機能を実装していました。

しかし、全く使われないということで、瞑想するたびにスキルカードを送れば見てくれるかな?という仮説でやってみました。

結果、自動で送るようになっても、ほぼスキルカードは見ていないということがわかりました。(画像にトラッキング用のパラメータを付けて、アクセスログで集計)

確かに、暇なときにAlexaアプリのアクティビティ見るか考えると、あまりイメージわかないですね。

先日のAlexa Live 2020では、モバイルアプリとの融合を強めるような発表もありましたが、ユーザーに受け入れられるのは時間がかかるかもしれません。

 

 

画面対応しても画面付きデバイスでの利用は増えない

タイミングよくjsx-for-aplが出たのと、画面対応スキルの判定をもらってスキルストアの上位の方に表示されないかなーというのを狙ってやってみました。

結果、以前と変わらず、画面付きデバイスの割合は10%ほどで変化なしでした。

画像をおいて、タッチで少し操作できるくらいのスキルでは、画面対応スキルの称号はいただけないようです。

 

 

サウンドの追加は効果あり

2つサウンドを追加したところ、一定の利用があるので効果ありでした。

画面なしデバイスの利用が多い状況で、サウンドを増やしすぎても選びづらいという問題が生じるので、UXの検討が必要です。

 

 

お昼の利用が多い

12時~14時がこのスキルのピーク帯。

お昼休みのご飯食べたあとに使われるのかな?

イメージとしてはこんな感じでしょうか。

  • 30代男性
  • 会社員(家でリモートワーク)
  • 誠実性高い
  • 自己啓発やビジネス系の本をよく読む

説明文書いたりするときに参考にできそうです。

 

 

今後

もう少しインパクトが有るようなことをやりたいと考えてますが、すぐに動ける打ち手があまり思いつかないというのが正直なところです。しばらくは考えるが中心の期間になりそうです。

  
新機能が日本に来るのを待つ

Alexa Live 2020 で発表された新機能に期待しています。Quick linkで流入増加を期待したり、Skill Resumptionで終了時の体験を改善したいと考えています。

 

 

機能以外の改善

コードから少し離れて、スキルアイコンや説明文、LP作成や宣伝など、後回しにしていたものをちゃんとやろうと思います。(苦手分野なので、気楽に)

この本面白かったのでちょっと実践してみようと思います。 

 

 

瞑想のガイド

前回からも考えていることですが、瞑想のやり方を説明して、瞑想初心者の人にも、瞑想するきっかけを提供したいと思っています。

瞑想の時間はベテランが黙々と使うようで、初心者向けには別でスキルを作った方がシンプルでいいかなと考えています。

 

 

 

さて、個人の瞑想の進捗ですが、、

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年内には18.6時間超えたいところです。